保育園申込の志望は何件だすといいの?第一希望だけの方が有利?
保育園の申込み時期が近づくと、気になるのは申請書の書き方。
特に、志望する保育園はいくつ書くべきなのか迷うところ。
「たくさん書いた方が入りやすい?」
「第一希望だけのほうが有利?」
記入方法が運命の分かれ道。
悩めるママの疑問に少しでもお役に立てたら…と思います!
保育園申込書おすすめは通える範囲の保育園をすべて出すこと!
まずは役所で、保育園申込みの申請書を入手してみましょう。
自治体のホームページで公開しているものを閲覧しても良いですよ。
申請書には入園希望の保育施設名を書く欄があります。
お住まいの自治体の記入欄はどうなっていますか?
第一希望から第三希望まで、自治体によっては第六希望まで記入欄があるところも。
さて、保育園の志望は第何希望まで書くのが正解?
おすすめは「通える保育園を記入欄すべてに記入すること」です。
「本当に通えるか」をシミュレーション!
志望する園をたくさん書いた方が、入園できる可能性は当然アップします。
自宅や勤務先周辺で、通える保育園をリストアップしましょう。
そのうえで、送迎などに問題がないか一件ずつシミュレーションを。
送迎時間がギリギリ、移動が非効率など、無理と判断したら候補から外しましょう。
例えば、手当たり次第に保育園を書いてしまった場合。
「遠いけれど一応書いてみた」なんていう、第六希望の園に決まってしまうかもしれません。
決まったあとで「やっぱり通えない」と辞退するのはNG。
辞退すると、次回の申請で減点する自治体もあるようです。
とりあえず入園してから転園、というのも待機児童の多い現状ではかなり厳しいです。
「決定したら通えるか」という視点で、本当に通える園を志望しましょう。
志望園が多い場合は、申請書の余白に第七、第八と記入してよいケースも。
余白への記入が認められるかは、お住まいの自治体に確認してくださいね。
保育園申込書に「第一志望しか書かない」って有利なの?
第一志望の園に通いたい、というのは誰でも同じ。
では、申請書に「第一志望しか書かない」というのは有利になるのでしょうか。
「第一志望しか書いていなければ、そこに入れてくれるんじゃないか。」
というのは、心情的には理解できる考えです。
ですが入園の優先順位は、各自治体がポイント制などで明確にルール化しているもの。
単純に「第一志望しか書かない」ということは、優先度アップには繋がりません。
むしろ「どこでもいいから預けたい」というママに比べると緊迫度は低い印象に。
ただし、第一志望しか書かない理由として、
・自家用車がない、運転免許がない等の理由で遠方の送迎が困難。
・勤務時間の都合で、その園しか送迎が間に合わない。
などの事情があるなら、そちらをアピールするほうが賢明です。
事前に役所を訪れて相談しておくと良いかもしれませんね。
とはいえ、第一志望しか書かない場合、基本的には入園の可能性が低くなります。
一歩間違えば、選り好みをしているような悪印象にも。
手当たり次第志望するのも危険ですが、第一志望しか出さないのも非常にリスキー。
よほどの事情がなければ、避けた方が無難でしょう。
第一志望の保育園を決める基準とは
志望する園を決めるときのポイントは、
・通える距離かどうか。
・延長保育などの制度が自分のニーズを満たしているか。
・保護者参加のイベントや役員制があるか。
・保育料以外にかかる費用。
・園や先生、子どもたちの雰囲気がよいか。
など、多岐に渡ります。
自分が何を重要視するかによっても大きく変わります。
何を優先するのか、一度整理してみるとよいでしょう。
できれば優先度が高い順に見学に行っておくと安心。
実際に足を運ぶことで志望の順位が変わることも。
申請書を提出する前に、見学は済ませておきたいですね。
保育園の志望件数まとめ
他の人がどのように書いているのか分からない入園申請書。
周りはみんなライバルだからこそ、記入方法ひとつで不安になりますよね。
記入方法に迷ったら、まずはお住まいの自治体に問い合わせて。
通える園を見極めて、申請に備えましょう。